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ホルモンであるセロトニン

Posted in 医者, and 腰痛

ホルモンが分泌されている先生

アリセプトが効かないのレミーヤンセンファーマが開発したガランタミン臭化水素酸塩が、日本ではレミニールという商品名で2011年3月から発売されています。レミニールは、アリセプトと作用機序が近いので、アリセプトとは併用できない規則です。しかし、アセチルコリン分解酵素阻害作用のほかに、ニコチン性アセチルコリン受容体の感受性を高める働きがあることからアリセプトよりも効くというデータもあります。私のクリニックでは、発売初日からレミニールを用意し、アリセプトが効いていない患者さんはレとメマリーの併用療法を開始しています。ルに切り替え、アリセプトの効きが弱い患者さんにはレミニールまた、めまいを起こしやすく転倒の危険がある患者さんには、中核症状を改善させる第一選択としてレミニールの処方を考えています。これは、メマリーの副作用めまいに対する配慮です。剤型が多いので使いやすく、錠剤と口腔内崩壊錠がそれぞれ4㎎、8㎎、12㎎、内服液3用量の合計9剤型から選べます。
イクセロンパッチとリバスタッチパッチの可能リバスチグミンの経口剤内服用カプセルは吐き気などの消化器症状が出やすいため、日本では貼り薬だけで発売されます。ノバルティスファーマではイクセロンパッチ、小野薬品工業ではリバスタッチパッチという商品名です。どちらも4.5㎎9㎎、3.5㎎、18㎎の4種類があり、薬剤量の違いはパッチの面積によるため4種類の大きさに分かれます。2011年7月19日に発売されました。
副作用はやはり吐き気などの消化器症状ですが、貼り薬になったために出にくいといわれています。各用量を4週間ずつ続けると用量をアップできますが、途中で副作用が出たら用量をアップしなくてもいいようです。何が何でも用量をアップしろと言い続けたアリセプトのやり方は、いまさらながら横暴だと思います。貼り薬は発赤が出やすいので、肌が弱い人はいちばん発赤が出にくい上腕から試すとよいでしょう。
細胞にはコルチゾールの受容体があって

薬は欠かせない

認知症の患者さんに経口薬を飲ませるのは苦労するものですが、服薬の管理という点でも確実に処方できる貼り薬は便利です。
コウノメソッド
2012へ向けて私は2007年から、最新の認知症の薬物療法マニュアルをと名づけて公開しています。
自分が経営する名古屋フォレストクリニックのホームページに掲載しているコウノメソッド
誰でも見ることができるように、のです。
現在はホームページ上でコウノメソッド2009から2011までを読むことができます。毎年年末には最新版をアップしているので、2012も間もなくご覧いただけるでしょう。2011年は認知症の新薬が3種類出たので、中核症状の改善率が話題になると思います。
そのほか、周辺症状を抑える新顔の薬剤や健康食品のトピックスなども盛り込みます。この本を読まれた方はぜひ、私のホームページを開いてみてください。
月に3回は更新している認知症ブログもお勧めです。
コミュニケーションシート参照やDBCシート図17参照のオリジナルまた、全国のコウノメソッド実践医の最新情報が掲載されています。
ホームページにはそのほか、があり、プリントがとれます。

コウノメソッドで認知症の問題行動はここまで改善した

ルペス脳炎認知症が劇的に改善、表情が明るくなり、毎週旅行に行けるまで元気になったFさんFさんは初診時61歳で、私がいた共和病院の認知症外来を受診してきました。33歳のときに膠原病による脳梗塞を起こしたことがある人で、右半身にマヒが残ったため左手に利き手を変更した経緯があります。
のため失語症もありましたが、リハビリによって7~8割程度回復していました。
右マヒ認知症の原因となったヘルペス脳炎とは、ヘルペスウイルスによって大脳の一部が出血·壊死を起こす病気です。

 

ケアマネ·小板美代子さん。

約4カ月間入院して治療を受けましたが、左側頭葉と前頭葉がおかされ、読み書きの能力が著しく減退して、強い記憶障害がありました。
外来の患者さんとして私が初めてFさんと出会ったのは、ヘルペス脳炎の発症からまもなく半年になろうとする頃でした.CTを撮ると、左側の頭頂部と側頭葉が溶けているのがはっきりとわかりました。改訂長谷川式スケール15点。表情も暗く無気力で、不眠もありました。そんな厳しい状況のなかで、ご主人は献身的に介護を行い、いつもそばに付き添ってFさんを支えながら毎日の生活を送っていたのです。
てんかんヘルペス脳炎には、治療法がありません。一般のお医者さんであれば、癲癇の発生を抑えるのが精いっぱいで、とても認知機能の改善にまで意識が向かないことでしょう。
私は、FさんにNewフェルガードを1日2包飲むことを勧めました。
その後、クリニックの開設で多忙を極めた私がFさんに再会して劇的な改善を確認したのは、8カ月が経過した頃です。表情が明るくなり、ご主人と毎週のように旅行へ出かけていると報告がありました。自分でも若返ったと言うだけあって、外見がまるで違いますFさんの改善を喜んだご主人が俺も若返ろうとNewフェルガードを飲んだそうですが、ハイテンションになりすぎたので半分にしたと笑っていました。
私のクリニックでは、これまでに3人の脳炎の患者さんにNewフェルガードを用い、3例とも著効を得ています。なかには、14歳で辺縁系脳炎後パーキンソニズムという超難病を起こした患者さんも含まれているほどです。

ホルモンであるセロトニン薬の誤用はこれからも続くでしょう。アリセプトの著効は約3%ですから、Newフェルガードはどれほど効果があるかおわかりいただけると思います。百聞は1見にしかずといいます。前の写真でFさんの表情の違いを見てください。私は、日本中の脳炎の患者さんに、もっとNewフェルガードのことを知っていただきたいと思います。
ック病特有の険しい表情で横柄な態度で来院したMさんも見違えるように改ご主人に連れられて受診した当時70歳のMさんは、典型的なピック病の症状を示していました。
改訂長谷川態度に出るのがピック病認知機能が壊滅的な打撃を受けているわけではありませんが、式スケールは9点で、の特徴です。
レビー小体型認知症の患者さんは表情がカチカチに硬く、仮面のような無表情になる傾向があります。それに比べてピック病の患者さんの傾向は、険しい表情で横柄な態度をとることです。
診察室で脚を組む、腕を組む、上体が反り返って鼻息が荒い、といった態度は、診察を受けにくる患者さんには通常見られないものなので、ピック病という前頭側頭型認知症だとわからない医師が診たら何だこの人はと思うでしょう。
Mさんもまた、表情が険しく、上体が反り返った姿勢で初診を受けました。そのときの様子と、改善した後の様子を比較したのが次の写真です。実は、再診のときにMさんを診た私は、慌てて初診時の写真を探したのですが、見つかりませんでした。それほど劇的に表情が変わっていたのです。たまたま気に入った外出着を着ていたために、ご主人が「初診のときも今日と同じ服を着ていました」と教えてくれたので見つけることができました。

    1. うつの人にとって
    1. ガン検診啓発キャンペーンなどもさかんに行われるよう
    1. 神経には交感

治療をしておこう。

もし服が替わっていたら、前の写真を見つけられなかっただろうと思うくらい、再診では別人になって現れたのです。処方は、コントミン(ウインタミンと同じ薬で歴史のある精神安定剤、メジャートランキライザー)が6錠だったのを3錠に減らし、ベンザリン睡眠薬もなくしました。その代わり、フェルガード100Mの1日2包服用が中心となりました。
ピック病は、認知症のなかでも治療が難しい部類に入ります。精神障害と誤診されず正確に診断されたとしても、アリセプトを飲ませると陽性症状が強く出て万引きなどの逸脱行為が出たり、暴力や暴言が出たりして介護者は苦労します。第一選択はウインタミンかコントミンですが、そのほかにも抑制系の薬(グラマリールセレネース、セロクエル、抑肝散、ジプレキサ、ルーランなど)が効く人もいます。

Mさんは、飲酒量が増加しているのにベンザリンが7.5㎎から10㎎へと増量されていました。アルコールを飲むと精神安定剤や睡眠薬が効きすぎる傾向があるので、どちらかをやめるほうが安全です。私は薬を少量にしてフェルガード100Mと併用しました。このようにピック病は見た目が変わるので、治療のしがいがあります。アリセプトを減し、フェルガードを加えて一発改善したアルツハイマー型認知症のKさんコウノメソッドでは、まず患者さんを穏やかにしてから中核症状を改善させるように指導しています。しかし、初診時は穏やかだった患者さんでも、興奮系の中核症状薬アリセプトだけを飲んでいると、易怒的になってゆくことがあります。
細胞にはコルチゾールの受容体があって
症状のまま過ごします

ホルモンの変動の影響

その場合は、いったんアリセプトを減らして抑制系の薬を併用するのが正攻法でところが多くの医師は、「進行して易怒的になったのだからアリセプトを10㎎に増やしてみよう」という間違った考えに行きつきます。これは、中核症状と周辺症状陽性症状が区別できていない証拠であり、危険な処方です。アリセプト以外に進行を止める手段を知らないことが、このように強引な処方の根底にあります。
2年間にわたってアリセプト5㎎を飲み続けていたKさんの前医が、まさにそうでしたKさんは、アルツハイマー型認知症で改訂長谷川式スケールは9点、要介護-。もともとは穏やかな人でしたが、2年間もアリセプトだけを飲み続けていると、さすがに怒りっぽくなります。認知症の進行というよりも、薬害の蓄積がもたらした問題行動が介護家族を困らせていたのです。
Kさんの家族は、インターネットでアリセプトの興奮性を知り、アリセプトを10㎎に増量しましょうと提案してきた前医の判断がおかしいことに気づいて私のクリニックを訪れました。
比較的遠方にお住まいだったので、アリセプトは半量の2.5㎎にして抑制系のグラマリールを50mgアリセプトの減量によって低下するであろう認知機能はフェルガード100M2で補填することにしました。
45日後、2回目の来院で劇的に改善した様子を比較したのが次の写真です。とても豊かな表情で、よく笑うようになっていました。まさに一発改善が得られた事例といえるでしょう。このように1回の処方で劇的に治せば、患者さんの来院回数も減り、医師も仕事が減ります。名古屋フォレストクリニックのように遠方から訪ねてくる患者さんが多いと、何度も処方を変えて正解を探しながら治療していけばいいというわけにはいきません。私が一発改善にこだわるのには、それなりの理由があるのです。
大学病院などでは、典型的なアルツハイマー型認知症であるにもかかわらず、検査に時間をかけて治療が後手に回ります。